目下、集会所建替検討で奮闘する我が町会。
色々な出会いを通じてご縁をいただき
芝浦工業大学建築学部の研究室と
繋がらせていただきました。
まちづくりプロジェクト課題の舞台として
紙敷をピックアップしてくださった
岡野道子特任准教授率いる研究室の
大学生・大学院生総勢8名が
紙敷を訪れ、2日間かけて町歩き
された様子をご報告します。
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紙敷エリアはこの15年で
人口が1万人近くに急増しました。
ですがご存知の通り飲食店も少なく
児童館や公民館、市民センターといった
公の施設は現時点で東松戸駅周辺にはありません。
(支所・図書館・青少年プラザの
複合施設が来年度出来るとのことですが)
そこで、岡野研究室では
今回【公民館設計】の課題を
学生達にセットされました。
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多世代の交流の場として
公民館を提案することで
複数の町会にまたがる人々が気軽に訪れ
日々発見や出会いが日常の中で
生み出される場を作る。
公民館には
保育所、子育てサロン、シニアセンターなど
適切な用途を加えることで
多世代交流の場とする
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あ、誤解しないでくださいよ!
学生の課題プロジェクトなので
【公民館設計】は架空案件ですw
その岡野研究室が
暑さが残る秋の晴れ間2日間で
紙敷の旧中内・薄浦地区と
向新橋町会のエリア一部を
町歩きされました。
青年館の裏手から齋藤邸へ続く道には
牧歌的な風景が広がり
筆者個人的にお気に入りの
スポットです。
学生達も駅から10分で
こうも表情を変える紙敷に
ワクワクされながら歩を進めていました。
写真をご覧くださいませ。
畑に囲まれたのどかな道。
緑がそよぐ森。
先を進むと栗の木の下に
無人販売小屋まで発見!
夏の残り香の果物と一緒に
ピーナッツや
イガまるごとの栗も
並んでいました。
文化財レベルの
歴史重ねた門を構える家屋に、
正真正銘の国の登録有形文化財
齋藤邸も。
竹紙工房にもお邪魔しました。
新旧の住宅地を抜け
駅反対側へ。
ゆいの花公園や
いしみやの森。
枝垂れ桜で有名な伝法寺、
胡録神社へも。
でも。
地図に載る「ポイント」では無いながら
学生達の目を度々捉えるものが。
そいったものが
この地の名物になりうるのかなと思いました。
立派な盆栽を盛りだくさん並べた個人の庭や
古い蔵、小さな神様を抱える家。
とある神社入り口脇に
ポツリと佇む緑色の円柱ポスト。
(おしゃれアンティーク感満載!)
そして上述の無人販売小屋。
普段は自宅と東松戸駅へ
往復の日々だけど。
反対側へ。。。
入ったことのない道へ。。。
気の向くままに進めば
都心に近いこの場所にも
ほっこり身近な「非日常」を
発見出来るのだな〜と。
町歩きにお供することで
また新しい地元の魅力に
気がつくことができました。
おおっと。
学生達の取組み課題に話を戻します(笑)
まち探索を元に
【公民館】のベストな建築場所を絞り
多世代交流の場の設計を進める彼ら。
まち歩きの成果物として
紙敷・東松戸のマップも作成予定とのこと。
嬉しいことに
彼らの作品を拝見したり
共有いただけるとのことで
感度の高い若者視点で
我々のまちを見直すことができそうです!
年末頃かな?
またレポートをお楽しみに(^^)
PS:紙敷名物(!?)の
ごっつい蚊に、学生達もびっくりでした。
森も行ったし、いっぱい刺されたなぁ。。。
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